3つのステップで解説!kintone導入までの流れ

kintoneはさまざまな業務を改善するのに役立つツールです。そのため、自社の業務改善のために、kintone導入を検討している担当者の方もいるかもしれません。
今回はkintoneを導入するまでの流れや導入によるメリット、導入にかかる費用を解説します。
kintoneを導入するメリット
kintoneを導入することで、業務の効率化やコストを抑えられるといったメリットが生まれます。
専門的な知識がなくてもアプリを作成して業務の効率化が図れる
従来は業務に使用するツールやシステムを作成する場合、社内にプログラミングに精通した従業員がいる必要がありました。しかし、中小企業のなかにはこのような人材がいない可能性があります。一方、kintoneでは専門的な知識がなくとも業務、業種に応じたアプリを作成可能です。そのため、これまでIT化が滞っていた企業であっても、アプリを使用することで業務の効率化が期待できるでしょう。
複数のアプリを作成しても費用が抑えられる
kintoneは業務、業種に応じたアプリを作成可能です。通常であれば、アプリごとに開発するとなると費用がかさんでしまいます。しかし、kintoneは複数のアプリを作成しても追加の費用は発生しません。またさまざまなアプリをひとつのフォーム上で使用できるため、業務も捗ります。
自社の業務に合わせたカスタマイズが可能
通常の業務システムやツールはパッケージ化されているため、自社に不要な機能や自社に足りない機能などが出てきてしまうことがあります。対してkintoneはアプリを自社で作成できるため、自社の業務に合わせたカスタマイズが可能です。もしアプリの調整が必要になっても、自社で対応できるため、スピーディに調整できます。
アプリ間で情報の共有が可能
kintoneはアプリ同士での情報の共有が可能です。たとえば顧客管理アプリに記載された顧客情報を請求書発行用のアプリにコピーができます。同じ情報をアプリごとに入力する必要がないため、業務の効率化につながります。
kintoneを導入する流れ
kintoneを導入するにあたっては、現状の課題を明確にして導入計画を策定しておきましょう。「〇月〇日までに契約する」といったように具体的な計画を決めておくことで、目標に合わせて行動することが可能です。
担当者が使用した後にチームで使ってみる
kintoneはお試し版として30日間は無料で利用できます。まずはお試し版を担当者が使用してみましょう。kintoneはチームで使用できるため、担当者が使用した後にチームで使用します。kintoneには「スペース」という機能が備わっていて、チームのメンバー同士でコミュニケーションが図れます。チームで「スペース」機能やアプリ作成に挑戦してみましょう。また、作成したアプリで課題を解決できるか試すのもポイントです。
決裁者にプレゼンをする
チームで使用して課題を解決できたら、決裁者にkintone導入についてプレゼンをします。その際は実際にチームで使用して結果はもちろん、kintoneを導入することのメリット、他社の事例なども交えて伝えると効果的でしょう。
契約にあたってはコースや代表者、契約人数を決めておく
決裁者の決裁が下りたら、契約に進みます。契約にあたってはコースと代表者、契約人数を決めておきます。kintoneのコースはライトコース、スタンダードコースの2種類です。なお、コースと契約人数は契約後の変更も可能です。
kintone導入にかかる費用
一般的にシステムを導入する際はサーバー費用や開発費用といった初期費用が発生する傾向にあります。しかし、kintoneは初期費用は不要です。kintoneは選択したコースに応じたランニングコストが発生します。コース別の費用、主な機能は次のとおりです。(※)
スタンダードコース | ライトコース | |
費用 | 月額1,500円/1ユーザー (年額1万7,640円/1ユーザー) |
月額780円/1ユーザー (年額9,170円/1ユーザー) |
外部サービスとの連携、拡張機能の有無 | 有り | 無し |
作成可能アプリ数 | 1,000個まで | 200個まで |
作成可能なスペース数 | 500個まで | 100個まで |
なお、30日間の無料お試し期間が設定されているのはスタンダードコースです。
※2023年6月時点での価格です。最新情報についてはサイボウズ株式会社様のサイトをご確認ください。
オプションは一部コースによって費用が異なる
kintoneはオプションとしてゲストユーザー機能、セキュアアクセス、ディスク増設(10GB)を追加できます。オプションの費用は次のとおり、一部コースによって異なります。(※)
スタンダードコース | ライトコース | |
ゲストユーザー機能 | 月額1,200円/1ユーザー (年額1万4,110円/1ユーザー) |
月額580円/1ユーザー (年額6,820円/1ユーザー) |
セキュアアクセス | 月額250円/1ユーザー(年額2,940円/1ユーザー) | |
ディスク増設(10GB) | 月額1,000円/10GB(年額1万1,760円) |
ゲストユーザー機能は通常よりも費用が抑えられますが、使える機能は限られます。そのため、業務の範囲が限定的なスタッフや業務委託のスタッフなどに付与するとよいでしょう。
※2023年6月時点での価格です。最新情報についてはサイボウズ株式会社様のサイトをご確認ください。
【まとめ】
kintoneを活用して業務を効率化させよう
kintoneを導入することで、自社でアプリを作成できるため、コストを抑えて業務の効率化につなげられます。kintoneの導入は策定した計画に応じて進めていきましょう。kintoneはさまざまな業務に適したツールです。
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