営業で数字を上げる取り組み2選|
明日から実践できる内容を紹介

営業部門全体の売上をアップさせるには、営業担当者一人ひとりの数字を改善することが大切です。営業担当者の数字を改善するには、営業目標から逆算し、日々のタスクを設定する必要があります。そのために必要なのが、SFA(Sales Force Automation)です。
この記事では、営業部門の売上を改善するための取り組みや、SFAを導入するメリットについて解説します。
営業担当者が数字を上げるために取り組むべき2つの項目
業績アップを達成するには、営業担当者一人ひとりの数字を改善し、売上を最大化する必要があります。営業担当者の数字を上げるには、日々の目標設定や適切な案件管理が必要です。ここでは、営業担当者が明日から実践可能な営業成績の改善方法を解説します。
1. 営業目標から逆算し、日々の小さなタスクを決める
営業担当者が知っておきたい数字として、たとえば次のようなものがあります。
受注件数 | 案件を獲得した件数 |
アポイント件数 | 商談の約束を取り付けた件数 |
アプローチ件数 | 見込み客にアプローチを行った件数 |
リスト件数 | 見込み客のリストの件数 |
こうした細かい数字を意識することで、営業目標の達成につながります。営業部門のノルマから逆算し、「●●円の売上を達成するには、▲▲件の受注が必要か」「▲▲件の受注を獲得するには、■■件のアポイントが必要か」と数字を細分化してみましょう。必要な受注件数やアポイント件数がわかれば、適切な個人目標も立てやすくなります。たとえば、毎月60件のアポイントを獲得する必要がある場合、1日あたり3件(営業日が月20日の場合)のアポイントを獲得すればノルマを達成可能です。
このように営業目標から逆算し、日々の小さなタスクを決めることで、営業担当者の数字を改善できます。
2. 案件の進捗管理を確実に行う
一日あたりの数値目標が決まったら、目標の達成度をモニタリングする必要があります。そのためには、営業担当者が抱える案件の進捗管理を確実に行うことが大切です。1日何件の受注やアポイントを獲得したのかがわからなければ、目標達成状況を適切に評価することができません。また、案件ごとの進捗状況を見える化することで、目標達成までに必要な数字がわかるため、計画的に受注やアポイントを獲得できます。
営業で数字管理が重要な2つの理由
そもそも、なぜ営業活動において数字管理が大切なのでしょうか。営業担当者が数字を意識すべき理由は、感覚ではなくデータを用いることで、客観的に営業活動を分析することができるからです。また、営業担当者の目標達成意欲を高めることでスキルアップにもつながります。営業で数字管理が重要な理由を2つ紹介します。
1. 数字を用いることで客観的に分析できる
「営業成績がなかなか上がらない」「営業担当者が交代した結果、売上が低下してしまった」といった課題がある場合は、数字に着目することで営業活動のボトルネックを発見できます。たとえば、営業部門全体の売上が低下している場合、営業担当者ごとの実績を比較すれば、ボトルネックとなっている案件や担当者を発見できる可能性があります。営業活動の課題を発見するには、感覚に頼るのではなく、客観的な数字を使って分析することが大切です。
2. 営業担当者のスキルアップにつながる
営業担当者ごとの数字を管理することで、社員のスキルアップやモチベーションアップにつながります。たとえば、受注件数やアポイント件数を可視化すれば、「目標達成までに何件の受注が必要か」「来月までに何社とクロージングに至る必要があるか」がわかります。目標達成までの道のりが視覚化されるため、目標達成意欲が高まり、営業担当者の意識向上が期待できます。
営業成果を上げる!案件管理には営業支援ツール導入が必要
営業成績を上げるには、営業支援ツール(SFA)の導入が必要不可欠です。SFAとは、案件獲得からクロージングまでの営業プロセスを効率化し、営業担当者の生産性を高めるツールのことです。SFAには、営業担当者の数字を上げるために欠かせない案件管理や数字管理をサポートする機能があります。
たとえば、SFAを導入すれば、案件ごとの進捗状況や、今季の目標の達成率などの数字をシステム上で管理することができます。営業活動に欠かせない数字をツールなしで管理するのは困難です。案件管理の効率化なら、営業支援ツールを導入しましょう。
SFAを導入して数字や進捗管理の効率化をはかろう
一例として、NICE営業物語 on kintoneでは以下の機能を営業担当者が利用可能です。
案件管理 | 案件を一覧表にまとめ、同時並行で進行中の案件の進捗状況を一目で把握 |
実績グラフ | 売上や受注件数などをグラフ化し、営業資料の作成を効率化 |
スケジュール共有 | 営業担当者ごとのスケジュールを作成し、目標達成までの段取りを確認 |
キーマン管理 | 商談におけるキーパーソンの顧客情報を管理し、案件の成約率を高める |
NICE営業物語 on kintoneを導入すれば、案件ごとの進捗状況の確認やスケジュール管理がもっと簡単になります。NICE営業物語 on kintoneはサイボウズ社のキントーンをベースに開発されているため、SFAの導入が初めての方でも安心して利用可能です。営業成績を高めたい場合は、数字や進捗状況を効率的に管理可能なNICE営業物語 on kintoneの導入がおすすめです。
【まとめ】
営業成績の改善なら営業支援ツールの導入を!
企業の業績を改善するには、営業担当者一人ひとりが営業目標をクリアし、コツコツ数字を積み上げていく必要があります。営業活動の数字を上げるには、適切な目標設定や案件管理が大切です。営業における数字管理や案件管理に欠かせないのが、営業支援ツール(SFA)です。SFAがあれば、さまざまな商談や案件の進捗状況を見える化し、目標を達成できているかどうかモニタリングすることができます。営業成績の改善を目指す場合は、SFAツールの導入を検討しましょう。
#営業 #数字