営業マンのスケジュール管理のポイント
営業マンは基本的に一人で行動するため、一旦外に出てしまうと、上司や同僚には、何をしているのかが分からないということは多いでしょう。
しかし、スケジュール管理がうまくできれば、業績アップも期待できます。営業マン一人ひとりのスケジュール管理をしっかりすることで、どのように業績アップにつながっていくのか、またどのようなスケジュール管理がベストなのかを今回は説明していきます。

把握しにくい営業のスケジュール
営業には成績の上がる営業マンと、上がらない営業マンがいますが、業績を上げるためには、各営業マンのスキルを底上げすることが必要になってきます。そして、そのために上司は、営業マンが今何をしているのかを把握しなければなりません。
成績の上がる営業は動きに無駄のない場合が多く、効率的な仕事をしているので、成績の上がらない営業に成績の上がる営業のスケジューリングを真似させます。把握しにくい営業の行動、軌道修正がしにくい営業のスキルを、スケジュールを管理することで、ある程度コントロールできるのです。
スケジュール管理が下手な人が陥りやすい間違い
スケジュールの管理が下手な営業の特徴があります。
- 時間に余裕のないスケジュールを組む
- 役割分担ができていないスケジュールを組む(何でも自分独りでやろうとしている)
- スケジュールに細かいことを記入しない、又は、細かすぎて書いた内容を忘れる
- スケジュール帳が汚い
このようなスケジュール管理をしていると、どんどん負のスパイラルにはまっていきやすいので、早い段階での軌道修正が求められます。
スケジュール管理は営業の大切な仕事の一つ
営業マンは、お客様や社内の人とのやりとりが必要な仕事なので、自分だけではなく他の人と予定を合わせなければならないシーンが多くあります。そのような中でも、打ち合わせなどの日程を決める際には「○日なら大丈夫です」とすぐに答えられるようにしておきたいもの。そのため、営業マンにとってスケジュール管理はとても重要なのです。
また、営業活動においてやらなければならない仕事はたくさんあります。一人で全部をやろうとすると、スケジュールに余裕がなくなってしまいますし、何よりも非効率的です。何でも自分で考えてやらなくてはいけないと思わずに、周りに助けを求めることが大切です。
営業マンは外出が多いため、他の社員から見ると、いつ何をしているのか、忙しいのかどうかなどが分からないということがあります。しかしスケジュールを周知することで、どんな状況にあるかを知ってもらうことができ、業務連携もスムーズに進むことでしょう。
スケジュール管理は、話術や交渉術などと違って、比較的簡単に変えられるものです。もし、成績が伸び悩んでいる営業マンがいたら、スケジュール管理の仕方を変えるように指示するのもひとつの方法です。
短期間でデキる営業マンへの道が開くには……
どのような方法で、営業マンにスケジュール管理を徹底させるかという問題があります。スケジュール管理にもいろいろな方法がありますが、全営業マン共通で使えるシステムを導入するのがベストでしょう。
自分たちの会社で仕組みやシステムを作るのも良いですが、技術や営業について分かっている人がいないと、効果の出るスケジュール管理システムにはならないでしょう。そこでおすすめしたいのが、営業支援システム「NICE営業物語」の導入です。
NICE営業物語にはメリットがいくつかあります。
- 入力が項目選択制なので、時短になる
- 案件の状態をタイムリーに共有できる
- 商談レポートを外出先でも作成できる
- 操作が簡単
ほかにも、検索をかけて過去の営業履歴を探したり、Googleカレンダーと同期したりなど、営業マンのことが考えられた工夫がしてあります。
NICE営業物語を使えば、営業マンのスケジュール管理ができるようになるので、短期間での営業活動を効率化することが期待できます。つまり、短期間でデキる営業マンを育成することができるということです。
スケジュール管理は営業マンにとって大切な仕事なので、上司もスケジュールについて指導していく必要があります。営業支援システムを導入することで部下の営業活動を可視化し、的確にアドバイスをするようにしましょう。また、営業支援システムは効率的な営業のための仕組みやノウハウ作りにも役立ちますので、「営業の成績にばらつきがある」、「スキルの底上げをしたい」、「営業のスケジュールを把握したい」などの要望がある場合には、導入を検討してみることをおすすめします。