持っておきたい営業マンの必需品
外に出ていることが多い営業マンは、会社にいるときのように必要なものを何でも取り出せる環境にはありません。どんな物を持ち歩くかが、非常に重要になってくるでしょう。今回は、商談を成功させるために営業マンが持つべき必需品について紹介します。

成績にも関わる?営業の必需品
人は良いもの、こだわったもの、気の利いたものを持っている人に対しては、良い印象や信頼感を感じる傾向にあります。逆に薄汚れたものを使っていたり、忘れ物をしていたりするような人には、だらしないイメージを感じますよね。
持ち物をきちんとしている人と無頓着な人、全く同じ商品や営業方法だとしても、どちらと取引したいかと言われれば、誰でも前者の会社と取引するでしょう。
絶対忘れちゃダメ!基本的な持ち物
では、営業マンが商談時に持っておくべき必需品について書いておきますので、チェックしてみてください。
- 多めに名刺を入れたきれいな名刺入れ
- 携帯電話
- メモ帳(携帯などでもメモはできますが、商談中に携帯をいじるのは失礼に当たる場合もあります)
- 筆記用具(相手先に貸す場合も考えられますので、何本か持っていきましょう)
- 電卓(携帯でもできますが、やはり大き目の提示しやすいものを持ちましょう)
- 会社の資料
- タブレットやパソコン(資料なども動画や画像で見せることができれば、相手の理解も深まります)
- 携帯電話やパソコンの持ち運び用充電器
- 中身が整理されたバッグ(商談中に探し物をしないようにしましょう)
- 腕時計(携帯でも見られますが、やはり印象が良いのはこちらでしょう)
- 折り畳みの傘(途中で雨に降られた場合、全身ビショビショに濡れた状態で商談に行くのは失礼です)
最低限のマナーです!身だしなみのための必需品
前の項目では商談に必要なものに関してでしたが、次は身だしなみに関しての必需品です。営業マンは相手に不快感を与えないよう、身だしなみにも気を遣わなくてはなりません。
- 制汗スプレー
- ティッシュ
- ハンカチ
- フェイスペーパー
- ガム
- 歯ブラシ
などが主なものになります。清潔感を感じさせるようにすることも、営業を円滑に進めるコツです。
持っているだけで仕事ができるように見える文房具
また、他にも絶対に必要というわけではありませんが、必要な時にサッと出せると、気が利いているように見える文房具についてご紹介します。
- 付箋(資料中の、相手に関係するポイントに貼るなど)
- A4ファイル(資料を渡すときにバラバラにならないように、ファイルに入れます)
- クリップ(資料をまとめるためのものです)
- 色分けできるボールペン(強調したい部分に下線を引いたり、色分けしたりすることで、より分かりやすい資料を提示することができます)
気の利く営業は、相手に安心感を与えます。相手が信頼して仕事を任せてもいいと思われることも大事ですので、常に鞄に入れておきましょう。
デキる営業と思われたいなら!他との差が付く持ち物
こだわりの持ち物は、営業としての価値を上げるものでもあります。余裕があれば以下のようなものも用意しておきましょう。
- 質の良いボールペンや万年筆(モンブランやクロスなどは老舗ですので、間違いないですね)
- 印鑑(いつ必要になるか分かりませんので、持っておきましょう)
- 管理されたスケジュール帳(スケジュールはパソコンで管理していても、スケジュール帳も別に持っておいてもいいでしょう。相手先でスケジュールを書き込むと、相手はきちんとスケジューリングしてくれていると感じます)
営業の持ち物に決まりはありませんが、やはり必需品はあります。また、デキる営業はやはり持ち物にもこだわっています。自分のこだわりのものを持つことで、自分の中での営業のモチベーションも保てますし、印象も良くなります。
営業の印象が良いということは、会社の印象が良いということです。会社を代表して、相手先でしっかりとした印象を与えることが重要です。持ち物も人の印象操作に一役買っているので、今まで気にしていなかった人は、ぜひ上記を見直して揃えてみてください。