転職にも有利!営業マンがとるべき資格
営業という仕事自体は資格のいらない業務ですが、営業担当者にも持っていると有利な資格があります。資格を取っておけば後々に役立つ場合もありますので、営業担当者であればぜひ取得を検討してみましょう。ここでは、営業担当者が取っておきたい資格についてご説明します。

営業担当者にも資格が必要な理由
営業担当者に資格が必要なのは、転職をするときやお客様へ営業をするときです。その理由としては、以下の理由が挙げられます。
- 営業担当者の話に説得力を持たせられる
- 営業スキルの証明になる
- 資格取得までの過程と、資格取得という結果の両方をアピールできる
特に転職活動の際、営業担当者は持っているスキルの証明がしづらい側面があるので、資格を取得することで営業力が証明しやすくなります。また、業務内容に関連する資格を取得している場合には、専門性が高まり顧客獲得の上でも有利に働くことは間違いありません。
営業力の証明になる資格
営業の力を証明する資格が存在するということをご存知でしたか?これらの資格を持っていることで、営業スキルがあるという証明になります。
営業士
初級、中級、マスターがあり、マスターでは営業だけでなくマネジメントやマーケティングの能力も問われます。
セールススキル検定
必要最低限の営業知識を評価される試験です。2級1級には実務経験が必要になりますので、実際の経験を生かして取得できる資格です。
これらの資格を持っておくことで、営業についての基本については分かっていると相手に証明することができます。
使える!どんな業界でも持っていて困らない資格
業界に関係なく、社会人として持っておきたい資格があります。時間があれば、ぜひ取得してみましょう。
TOEIC
英語力を証明する資格です。700点以上で英語力がある人、800点以上で、ビジネスで英語を使える人という認識の目安となり、就職の際には有利になります。
普通自動車免許
営業活動は車も使う会社も多いので、合間を見つけて取得しておきましょう。
日商簿記
経理の資格です。一見営業には関係なさそうですが、数字に強いという証明になるので、信頼感が生まれます。2級以上がベストです・
営業トークに説得力が出る!業界に精通した資格
会社の業務内容や自分の仕事内容に関連する資格を持っていると、営業トークに説得力が出ます。このような資格は会社で補助金を出していたりする場合もありますので、ぜひ取得しておきましょう。
販売士
販売に関わる知識を備えた小売りとしてのプロの証です。
宅地建物取引主任者
不動産に関わる営業の場合には、取得しておくことをおすすめします。
証券アナリスト
金融関係の場合に役に立つ資格です。
相談に乗れる!顧客にも喜ばれる資格
営業はお客様との結び付きが大事な仕事です。普段からお客様の相談に乗ることができる営業担当者は、大きな信頼を勝ち取ることができるでしょう。経営や財務に関する資格などを取得しておくと、長い付き合いができる営業担当者に一歩近づくことが可能になります。
ファイナンシャル・プランニング技能検定
通常FPです。税金、保険などの知識を持ち、お金に関する相談に乗ることができます。2級以上を持っているとベストです。
中小企業診断士
国家資格なので、信頼感は他の資格に比べても大きく、名刺に書いておくと相談されることも多くなるでしょう。
ビジネス実務法務
実務の法律に関する相談に乗ることができます。契約や知的財産管理の際にも頼りにしてもらえます。
どの資格も、持っているだけで営業としての箔が付き、いろいろな部分でお客様の助けになれる資格です。
無駄な資格を取りすぎないように注意しよう
注意しなくてはいけないのは、資格を取りすぎないということです。自分の仕事内容に関連する資格はたくさん取得すると喜ばれますが、全然関係の無い資格を多く取得した場合には、別の業種に転職を考えながら仕事をしていたのかと思われてしまうことも考えられます。趣味が資格取得というなら話は別ですが、業務に関係のない資格を大量に取得する必要は無いでしょう。
営業担当者の資格取得は、資格を取ることのみが目的ではなく、資格を取るために得た知識を営業に生かすことです。また、資格取得後は名刺の肩書きの部分などに書くことで、お客様の信頼を得られるというポイントがあります。他の営業担当者との差別化を図るためにも資格取得をしてみてはいかがでしょうか。