やる気アップ!部下のモチベーションを上げるには
部下のモチベーションを管理することは、上司にとって重要な仕事の一つです。部下のモチベーションは上司のちょっとした言動によって下がったり、上がったりしてしまうため、気持ちをコントロールすることに難しさを感じる人も多くいるはず。ここでは、部下のモチベーションを上げるための基本的な方法をご紹介します。

チベーション維持がカギとなる「営業」の仕事
数ある職種の中でも、特にモチベーションの影響度が高いのが「営業」であり、モチベーションが高いか低いかでその月の受注数をも左右します。部下育てがうまいと言われているような人でも、部下のやる気を引き出すために日々奮闘していることでしょう。状況や環境、気分によって臨機応変にモチベーションを保たせる方法を変化させてあげなくてはなりません。
また、相手によって厳しく接したり褒めてあげたりして、モチベーションを維持する方法を使い分ける必要があります。
モチベーションだけ高くても結果が出なければ意味が無い
部下のモチベーションが高ければ、アドバイス時の吸収率が上がったり、部下自身で考えて行動してくれたりする可能性も高くなります。
しかしモチベーションをせっかく高くしても、結果がついてこなければ意味がありません。結果がついてこなければ、いずれモチベーションは下がってしまい、悪循環に陥ってしまいます。そのため、モチベーションを高く維持し、きちんと結果が出せるように導いてあげなければなりません。
モチベーションが高くても結果がついてこない人の特徴には下記のような点が見られますので、注意してみてください。
- ・数値化された目標がない
- ・会社の方針や会社のことを分かっていない
- ・周りの同僚のモチベーションが低く、仕事に対する情熱がない
結果が出せるモチベーションの上げ方のポイント
では、結果が出せるモチベーションの上げ方とはどのようなものなのでしょうか。成果が上がることで達成感を感じ、モチベーションが高まるという、良い循環を作り上げることが重要です。下記のような点に気をつけると、結果を出しながらモチベーションも維持できるはず。
- ・部下の意見に耳を傾け、内容によってはきちんと取り入れる
- ・便利なツールなどを使って、営業以外の仕事を簡素化させて、営業に集中できるようにする
- ・自社の業界に関する情報を共有して、刺激を与える
部下とコミュニケーションをとれる場を作ろう
部下のモチベーションを上げるためには、コミュニケーションが取れる場を作ってあげることが非常に重要です。
例えばランチに行ったり、飲みに行ったりして、部下が抱えている悩みを聞き出してあげましょう。その際に、部下の心に響くような言葉をかけてあげるのも効果的です。
日ごろ頑張ってくれている姿勢を評価したりしてモチベーションを上げてあげるのも一つの手。
また、部下がある程度経験を積んできたら、相手を信じて大きな仕事を任せてあげたり、部下が不注意でミスをしたとしても上司として責任をとるといった、上司としての背中を見せてあげるのも良いのではないでしょうか。
上司にとって部下のモチベーション管理は大変で、けれど非常にやりがいのある仕事です。信頼される上司、モチベーションの高い上司になることが、部下のモチベーションを保つポイントでもありますので、自分自身も楽しみながら部下の気持ちを上げてあげましょう。